日語フェローシップ 2023-06-15

5月28日はペンテコステ(聖霊降臨日)、共に祈る使徒たちの元に聖霊が下り、キリスト教の教会が生まれた日とされています。この日は私たちの日語礼拝の日でもあり、同時に桑湾日語メソジスト会の例年の行事として、合同礼拝と集会をウェスレー教会で守りました。お説教は大森照輝先生が担ってくださり、遠くエル・セリトからはシカモア教会、アラメダからはブエナビスタ教会、そしてサンフランシスコからはパイン教会の方々をお迎えして礼拝を守り、桑湾日語の現状を話し合い、食事とフェローシップの時間を共にして、恵まれた一日となりました。私たちの教会がこうして神様の元に集められ、夫々が小さな群れであっても共に歩んでいけることを心から感謝します。今回、参加された中里麻希さんが感想を記してくださいましたので掲載いたします。
5月23日のペンテコステ礼拝と集会を振り返ると、いろいろな不安があるなかしっかりとした希望を感じます。
大森先生がお話された通り、私たちはそれぞれ自分の世界に住んでいます。自然に任せると、自分がやはり可愛く、ついつい、えこひいきをしてしまいがちです。その傾向のせいで人の心はバラバラです。礼拝の時も、携帯が鳴り響くたび、自分の世界に呼び戻そうとする見えない力が働いているのが感じられました。そんな世の中だからこそ不安、疑いが生まれるのではないでしょうか。これは英語部のほうでもジョンオダ先生が何度かお話しされていて、6月4日のお説教でもそんな不安や疑いの気持ちをもつことは人間として普通であるとお話しされました。皆不安な気持ちがあり、自分が受け入れられる居場所を欲しがり、探している。その中でイエスは私たちに「私はあなたのために常にここにいます。どんなことがあろうともあなたと共にいます。」と私たちのことを愛し、受け入り、安心させてくれるのだと。
私は、そんなイエスの優しさは人と人との繋がりで感じられると思っています。大森先生のおばあちゃん猫を思って負った怪我はその一つの例です。大森先生は自分のことを考えずに、自分を犠牲にしてでも、おばあちゃん猫を守りました。その愛情こそイエスの愛情なのではないでしょうか。そしてその怪我を負われて不便な生活の中、今度は大森先生が塚本先生にスーツのシャツを借り、優しさに触れました。今まで気にもしなかった手すりやベンチなどに感動、感謝をし、不便ながらも新しい優しい世界を見たのではないかと思います。人が本来一番かわいい自分を差し置いて、自分ではない誰かを助け生きていく世界は神様の愛情を感じられる素晴らしいものです。そしてそんな素晴らしい人たちが集まって世のことを思い、神を愛し、心を合わせて祈る。そんな場所である教会が生まれた日、ペンテコステを皆様とお祝いし、感謝できたことに深く感謝しております。
ペンテコステの会でもう一つ身に染みたことがあります。それはそれぞれの教会で様々な変化が起きており、なかなか厳しい状態に置かれているということです。そんな時こそ、いろいろな不安もあるとは思いますが、大森先生のもとで、シカモア教会、ブエナビスタ教会、パイン教会、ウエスレー教会日語部の心が一つになることをお祈りいたします。この度の合同礼拝と集会はそんな新しい教会の形を築くとても大切な第一歩なような気がし、どんなに素晴らしい会ができるかと思うと希望で心が溢れます。   (中里麻希)

日語フェローシップからのお報せ

•次の日語礼拝は6月25日(日)です。サンフランシスコのキリスト合同長老教会の鈴木央子先生がお説教を担当してくださいます。ご期待ください。
•6月18日は合同礼拝です。
•毎週金曜午後4時からギホンの泉と毎週土曜日朝6時半からの早天祈祷会は、以下の8x8から是非ご参加ください。早天では6月10日で箴言を終え、17日からはルカによる福音書を共に学びます。
https://8x8.vc/wumc-nichigo/gihon-spring

ウェスレー教会からのお報せ

•Kids Camp (Vacation Bible Study) が6月19日から23日までスクールエイジとtweensを対象に開催されます。
•7月23日から28日まで、この秋10年生から大学2年生になる生徒たちを対象にAsian Campが開催されます。参加はhttps://www.njaumccamps.org/ から申し込んでください。
•8月7日(月)には恒例のウェスレー・ゴルフ・トーナメントが開催されます。近く参加申し込みの詳細が発表される予定です。
•9月1日(金)から4日(月)まで、Camp OskiでAll Church Campが開催されます。詳しくはJohn Ng兄にお問合せください。またサインアップは礼拝後、フェローシップホールで受け付けています。